この記事では、「転スラ(転生したらスライムだった件)」のキャラクター、ディアブロとリムルの関係性について深堀りします。
ディアブロとリムルの出会いについては、関心がある方も多いのではないでしょうか。
そこで、diablo(でぃあぶろ)がRimuru(りむる)に召喚された理由、シズとの関連性、そしてディアブロ自身の目的について詳しく解説したいと思います。。
diablo(でぃあぶろ)ディアブロは、Rimuru(りむる)の部下として登場する魅力的な悪魔です。
個性的なキャラやハンサムな外見と驚異的な強さやから、多くのファンから愛されています。
diablo(でぃあぶろ)の力は覚醒魔王と並ぶほどで、普通に考えれば、Rimuru(りむる)の下に仕えるよりもディアブロ自身が魔王になるべきだと思われます。
しかし、diablo(でぃあぶろ)は何故かRimuru(りむる)に対して絶対の忠誠を誓っています。
今回は、なぜRimuru(りむる)がdiablo(でぃあぶろ)を召喚できたのか、そしてなぜdiablo(でぃあぶろ)がRimuru(りむる)を崇拝するのかについて、詳細に探求していきましょう。
この記事を通じて、diablo(でぃあぶろ)とRimuru(りむる)の出会い、シズとの関係や召喚された理由が分かれば、転スラをより楽しめると思います。
また、diablo(でぃあぶろ)とRimuru(りむる)の関係性について、新たな視点を提供できれば幸いです。
Contents
転スラディアブロとリムルの出会いは?
転スラにおけるdiablo(でぃあぶろ)とRimuru(りむる)の出会いは、diablo(でぃあぶろ)にまだ名前が無く「黒(クロ)」と名乗っていた時です。
一方的にRimuru(りむる)のことを「知る」のが「出会い」というのが一つの解釈になります。
転スラの中で、diablo(でぃあぶろ)とRimuru(りむる)が出会う(知る)タイミングは以下の通りです。
- 小説:diablo(でぃあぶろ)が初めて登場するのは5巻です。『ちなみに、その正体がRimuru(りむる)に明らかになるのは12巻です』
- マンガ:diablo(でぃあぶろ)が初めて登場するのは14巻67話です。
- アニメ:diablo(でぃあぶろ)が初めて登場するのはアニメ1期の24話「外伝:黒と仮面」で、Rimuru(りむる)が転生してからちゃんと会う回はアニメ2期の第35話「魔王誕生」からとなっています。
正式に召喚されて改めてRimuru(りむる)と出会う訳ですが、ここで疑問になるのが「なぜRimuru(りむる)がDiablo(でぃあぶろ)を召喚することになったのか?」ということです。
Rimuru(りむる)はdiablo(でぃあぶろ)のことを以前から知っていたのでしょうか?
diablo(でぃあぶろ)が召喚されたエピソードについて、これから詳しく説明したいと思います。
ディアブロが召喚されたのは偶然ではない
「転生したらスライムだった件」(通称:転スラ)における悪魔召喚のメカニズムは、特定の悪魔をピンポイントで召喚することはできません。
生贄の量や品質によって、召喚される悪魔の強さをある程度調整することは可能ですが、特定の悪魔を指定することはできません(名前が付けられていないため、指定する方法がありません)。
したがって、Rimuru(りむる)がファルムス王国軍の兵士たちを生贄にして悪魔を召喚した際、「偶然にdiablo(でぃあぶろ:当時は名無し)が召喚された」と考えられていました。
しかし、この出来事が実は偶然ではなかったことが明らかになりました。
diablo(でぃあぶろ)がなぜ召喚されたのかについては、Rimuru(りむる)がDiablo(でぃあぶろ)を召喚したシーンを再検討することから始めます。
この詳細な分析を通じて、転スラの世界における悪魔召喚の謎を深堀りしていきましょう!
リムルが「魔王への進化」の過程で悪魔を召喚
「魔王への進化(ハーベストフェスティバル)」の際、Rimuru(りむる)はファルムス王国軍の生き残りであるラーゼンを捕らえる目的で悪魔を召喚しました。
大量(約2万人)の死体を生け贄や供物として捧げたにもかかわらず、予想外に3体しか悪魔が召喚されなかったことに、Rimuru(りむる)は驚きを隠せませんでした。
呼び出す予定だったのは上位悪魔(グレーターデーモン)
Rimuru(りむる)が悪魔を召喚する際、彼の意図は上位悪魔(Greaterdaemon:ぐれーたーでーもん)を召喚することでした。
しかし、実際に現れたのはdiablo(でぃあぶろ:当時は名無し)という、通常の範囲を超えた強さを持つ悪魔でした。
diablo(でぃあぶろ)は、周辺国家で名高い魔法使い・ラーゼンを容易く打ち負かしました。
ラーゼン自身、上位悪魔(Greaterdaemon:ぐれーたーでーもん)程度なら複数体相手でも対処できる力を持っていました。
そのため、diablo(でぃあぶろ)が召喚されたことは、Rimuru(りむる)にとっては幸運な出来事と言えます。
Rimuru(りむる)が魔王になった後にdiablo(でぃあぶろ)を見て気が付いたのは、「明らかに上位悪魔以上の存在だ」ということです。
現実の世界でもそうですが、転スラの世界では相手のレベルが高い場合、自分のレベルが上がらないと認識できないようです。
これらの経緯を通じて、Rimuru(りむる)とdiablo(でぃあぶろ)の関係性や、悪魔召喚の複雑さがより明確になります。
なぜ「原初の悪魔」黒·ノワールが召喚されたのか?
Rimuru(りむる)が召喚を試みたのは上位悪魔(Greaterdaemon:ぐれーたーでーもん)でしたが、結果として現れたのは「原初の悪魔」の黒·ノワールです。
その強さは名前がつけられる前からすでに規格外でした。
「原初の悪魔」は世界に7体しか存在しない希少な存在です。
その1体がなぜRimuru(りむる)の前に姿を現したのかというと、それは偶然ではないのです。
diablo(でぃあぶろ:当時は名無し)自身がRimuru(りむる)に召喚されることを望んで行動していたからです。
それでは、なぜこのような驚異的な力を持つ悪魔がRimuru(りむる)に興味を持つのか、その理由を探求してみましょう。
転スラディアブロがリムルに召喚された理由は?
diablo(でぃあぶろ)がRimuru(りむる)に召喚された理由については、先に述べた通り、diablo(でぃあぶろ)自身がそのことを望んでいたからです。
通常、悪魔が「召喚者」を選ぶという事態はあり得ません。
しかし、diablo(でぃあぶろ)はRimuru(りむる)の存在を事前に知り、その特異な興味から、この非常識な事態を実現させました。
diablo(でぃあぶろ)がRimuru(りむる)に召喚された理由は、Shizu(しず)との出会いが大きく関係しています。
Rimuru(りむる)を知るキッカケとなった「Shizu(しず)との出会い」はどのようなものだったのでしょうか?
以下では、diablo(でぃあぶろ)がなぜRimuru(りむる)に強い興味を持ったのか?
そして、どのようにしてRimuru(りむる)に召喚されることを狙ったのかについて詳しく説明します。
転スラディアブロとシズとの関係は?
「転スラ」のアニメ第1期の第24話「外伝:黒と仮面」では、オリジナルストーリーが展開されています。
このエピソードは、本編から約50年前のフィルトウッド王国を舞台にしています。
当時、diablo(でぃあぶろ)はまだ名前を持っておらず、「黒」と呼ばれていました。
diablo(でぃあぶろ:当時は「黒」)は、ある冒険者によって現世に召喚されました。
その冒険者が「殺して欲しい」と願った対象がいるフィルトウッド王国に向かい、そこでShizu(しず)と遭遇しました。
Shizu(しず)はフィルトウッド王国から悪魔討伐の依頼を受けて来ていました。
また、他にも多くの冒険者が同様の依頼を受けていました。
Shizu(しず)は討伐対象がdiablo(でぃあぶろ)であると考え、戦闘を開始します。
しかし、実際にはフィルトウッドの国王は別の悪魔「オルトス」に操られており、Shizu(しず)や他の冒険者は騙されて集められただけでした。
そのため、国王にとってdiablo(でぃあぶろ)の存在は予想外の事態でした。
Shizu(しず)はその真相を知らず、イフリートの力を使ってdiablo(でぃあぶろ)と戦いを繰り広げます。
ディアブロはシズの持つ「抗魔の仮面」に興味を持った
「爆炎の支配者」の名で広く知られるShizu(しず)の攻撃力は、誰もが認めるものです。
ですが、diablo(でぃあぶろ)はその攻撃を容易く避けていました。
さらに、イフリートの強力な技「インフェルノフレイム」を直接受けたにもかかわらず、「少し痛かった」と言って済ませるほどでした。
diablo(でぃあぶろ)は反撃し、Shizu(しず)の顔を貫こうとしましたが、仮面に触れた瞬間、何故かdiablo(でぃあぶろ)の右腕が飛び散りました。
diablo(でぃあぶろ)はこの仮面を破壊することを試みるも失敗。
diablo(でぃあぶろ)はShizu(しず)の仮面について、時を超えているとしか思えない「無限の時間圧」と評価します。
すると、Shizu(しず)に対する興味を抱いたdiablo(でぃあぶろ)は、ここで一度退却しました。
ディアブロとシズの約束
前述の通り、フィルトウッドの国王は「オルトス」という悪魔に支配されており、彼らは初めからShizu(しず)を含む冒険者たちを生け贄にしようと計画してたのです。
diablo(でぃあぶろ)との戦闘が終わった後、Shizu(しず)は国王に呼ばれ、フィルトウッド王国の象徴になります。
しかし、そこでオルトスの襲撃に遭います。
diablo(でぃあぶろ)との戦闘で力を使い果たしていたShizu(しず)は、上位悪魔であるオルトスに対抗することができず、その場で命を絶たれそうになります。
しかし、その時、再びdiablo(でぃあぶろ)が現れます。
diablo(でぃあぶろ)は国王と大臣を一瞬で殺し、さらに自身の強さを見抜けずに挑んできたオルトスを魂ごと破壊します。
その後、diablo(でぃあぶろ)はシズと一緒にこの事件について、『国王と大臣は「黒」という悪魔によって殺され、Shizu(しず)は「黒」を倒した』と、話を合わせます。
「この話を合わせてくれれば、今後Shizu(しず)を狙わない」という約束をdiablo(でぃあぶろ)は提案します。
diablo(でぃあぶろ)の圧倒的な強さを考えると、Shizu(しず)に選択肢はありませんね。
ディアブロがリムルを知るキッカケ
そして数十年後、diablo(でぃあぶろ)はShizu(しず)体が限界に達し、死期が迫っていることを感じ取り、水晶玉を通じて彼女を見守っていました。
その時、Shizu(しず)の中にいたイフリートの暴走を目の当たりにしたRimuru(りむる)の存在を知ります。
diablo(でぃあぶろ)がなぜRimuru(りむる)を知っていたのか、その謎がここで解明されました。
さらに、Rimuru(りむる)の介入によりShizu(しず)の仮面が割れたことから、diablo(でぃあぶろ)はRimuru(りむる)に特別な興味を抱くようになったのです。
仮面が割れたのは、因果律に関わるRimuru(りむる)が近づいたからであり、これは繰り返されてきた事象[約束されていた出来事]のようです。
それ以降、Shizu(しず)の仮面を引き継いだRimuru(りむる)に対して、diablo(でぃあぶろ)は注目を集め、Rimuru(りむる)に召喚されることを待ち望むようになります。
これは、diablo(でぃあぶろ)が長い時間をかけて待つことを決めた瞬間でした。
転スラディアブロがリムルに召喚エピソード
作中ではdiablo(でぃあぶろ)はRimuru(りむる)を好き過ぎるあまりに、もはやストーカーのような存在となっています。
それは、Rimuru(りむる)と出会う前の召喚される時点からのことになりますが、実際にどのような行動を取っていたのでしょうか?
ディアブロ召喚エピソード①
diablo(でぃあぶろ)は、Rimuru(りむる)による悪魔召喚の儀式を待ち望み、Rimuru(りむる)に召喚される機会を伺っていました。
実は、最初の機会は「精霊の棲家」の事件でした。
Rimuru(りむる)はラミリスのために魔鋼で作られた依代に悪魔を召喚し、憑依させていました。
この時に召喚された悪魔はRimuru(りむる)によって「ベレッタ」と名付けられました。
しかし、この時点では万単位の生贄が存在しなかったため、diablo(でぃあぶろ)は召喚に介入することができませんでした。
その結果、嫉妬心からdiablo(でぃあぶろ)はベレッタを粛清しようとしましたが、その計画は断念しました。
その理由は、ベレッタの体はRimuru(りむる)自身が作り出したものだったからです。
そのため、ベレッタを傷つける事はできなかったのです。
ディアブロ召喚エピソード②
そして、Rimuru(りむる)による二度目の悪魔召喚の機会が訪れます。
それは、ファルムス王国軍を生贄にしてRimuru(りむる)が悪魔召喚の儀式を行った時でした。
前述の通り、Rimuru(りむる)は上位悪魔(グレーターデーモン)を召喚するつもりでした。
しかし、diablo(でぃあぶろ)の強烈な執念による割り込みにより、「原初の悪魔」が現世に現れることとなりました。
diablo(でぃあぶろ)ぐらいになると、悪魔召喚に割り込むこと可能なんですね!
ストーカーの一念が岩をも通す出来事だったと思います。
まとめ
今回は、 「転スラのディアブロとリムルの出会いは?シズとの関係や召喚された理由を解説!」というテーマでお送りしました。
ディアブロは魔王クラスの強さを持ちつつもリムルの下に仕えています。
その驚異的な強さから謀反を起こすのではないかと心配する声もありましたが、彼はストーカーのようにRimuru(りむる)を崇拝しているため、その懸念は無用であると思われます。
diablo(でぃあぶろ)とRimuru(りむる)の出会いは、Shizu(しず)の仮面がきっかけであったとはいえ、このような強大な存在が敵に回らなかったことは幸運でした。
この記事では、Shizu(しず)との関係や召喚された理由も解説してきました。
この情報を通じて、転スラの世界をより深く理解し、楽しむことができることを願っています!