今回は、[鬼滅の刃アカザ(猗窩座)最後誰に殺される?笑顔の理由やラストのセリフも紹介!]というテーマでお送りしていきたいと思います。
上弦の参・猗窩座は、タンジロウが初めて対峙した上弦のオニです。
無限列車編では、異次元の強さを見せつけた鬼殺隊最強の剣士の一人、炎柱・レンゴクキョウジュロウを倒しました。
ひたすらに強さを追い求める武人のようなイメージがあるアカザですが、その背景にある壮絶な過去には心が動かされましたよね。
しかし、そんなアカザでもいつか倒されるのです。
今回は、圧倒的強さを持つアカザは、誰に殺されるのか、そして最後はどのようなストーリが展開されたのかを詳しく解説します。
笑顔の理由やラストのセリフも紹介していきます。
(注意)この記事は、ネタバレを含みますので内容を知りたくない方はブラウザバックして頂きますようお願いします。
【鬼滅の刃】アカザ(猗窩座)最後誰に殺される?
アカザが最後に戦ったのは、タンジロウと水柱・トミオカギユウです。
[鬼滅の刃]において、物語の核となる二人の剣士と戦っていることから、アカザというキャラクターが鬼の中で、ひときわ特別な存在として描かれていることが分かります。
猗窩座について
上弦の参・アカザは、紅梅色の髪と全身に刻まれた青い線のような模様が特徴的な鬼です。
その強さと忠実で真面目な性格が、無惨からの信頼を得る要因となりました。
無限城においては、彼は通常、寡黙な存在ですが、鬼殺隊の面々と共にいる時は、その会話好きな一面を見せます。
これは、彼が人間を好むためと言われています。
アカザは、強者に対しては敬意を表し、[鬼にならないか?]という勧誘を繰り返します。
しかし、弱者に対しては軽蔑を抱き、容赦なく命を奪おうとします。
彼は武器を持たず、素手での戦闘を好む武闘派です。
戦いこそが彼の全てであり、人を食らうことよりも鍛錬に時間を割いています。
その鍛錬期間は100年以上に及びます。
アカザの強さの秘密と真面目さが、この文章からも伺えるでしょう。
煉獄杏寿郎と猗窩座の激闘
アカザは、レンゴクキョウジュロウが負傷したタンジロウに呼吸法を教えている最中に突如として現れました。
下弦の壱・魘夢が窮地に陥ったため、ムザンからの命令を受けて、近くにいたアカザが駆けつけたのです。
アカザは到着するなり、タンジロウに攻撃を仕掛けますが、レンゴクがこれを見事に防ぎました。
「鬼になればもっと強くなれる。鬼にならないなら、その強さで死んでくれ!」と、アカザは力への執着を露わにします。
レンゴクは即座にこれを拒絶し、タンジロウには追いつけない速さで激しい戦いが展開されます。
アカザは傷が直ちに治る能力を持っており、最終的にはその能力でレンゴクの腹を貫き、彼を倒しました。
無限城での決戦
ムザンは、部下である鳴女の血鬼術を駆使し、鬼殺隊の隊士たちの位置を事前に把握。
そして、彼らが産屋敷邸に集まる瞬間を見計らい、鎹烏からの連絡を受けた柱たちと共に、ムゲン城へと彼らを誘い込みました。
この戦いで上弦の鬼たちに課せられた使命は、鬼殺隊の隊士たち、特に柱たちを一掃すること。
ムザンの計画は、彼の部下たちを利用して鬼殺隊を壊滅させることにありました。
炭治郎と冨岡義勇の無限城での遭遇
タンジロウはムゲン城に落ちた直後、トミオカと共に行動を開始しました。
彼らは上弦の鬼との遭遇を警戒しながら、ムザンの元へと急いでいました。
その時、天井を突き破り、アカザが突如として現れました。
[久しぶりだな。まだ生きていたとはな、お前のような弱者が。]と、アカザはタンジロウを嘲笑いました。この言葉は、再び彼らの間に緊張を走らせることとなりました。
猗窩座の真の狙い
ムゲン列車編におけるアカザは、レンゴクキョウジュロウとの激闘を堪能していたことからも、彼が強者を求める性質を持っていることが伺えます。
アカザにとって、戦いは魅力的な相手との力試しであり、その興奮を楽しむものです。
しかし、その時、彼は柱である義勇には注意を払わず、一点の迷いもなく炭治郎へと進んでいきました。
この行動は、アカザがただ戦いを楽しむだけではなく、特定の目的を持っていたことを示しています。
彼の目的は、戦いを通じてタンジロウを倒すことにあったのです。
炭治郎の予想を超える成長
タンジロウは、アカザの連続攻撃を巧みに避け、逆に彼の攻撃がアカザに命中し、深い傷を与えました。(ただし、アカザの傷は速やかに治癒します)
以前と比べて格段に力をつけたタンジロウの姿に、アカザは驚愕しました。
さらに、タンジロウが[上弦の参]と見事に渡り合っているのを見たトミオカも、その成長ぶりに目を見張りました。
[この少年は決して弱くない。侮辱するな]とレンゴクキョウジュロウがかつて言った言葉が、今、真実であることをアカザも認めざるを得ませんでした。アカザはタンジロウに対して、[ただ殺すだけではなく、もう少し戦いを楽しもう]と心境の変化を見せました。
そして、戦いにトミオカも加わり、2対1の激しい戦闘が始まったのです。
炭治郎の怒りと過去のよみがえり
アカザの言葉によって、タンジロウの心に怒りが湧き上がります。
これはただの怒りではなく、深い個人的な感情から来るものでした。
レンゴクキョウジュロウとアカザが激しく戦ったあの日、タンジロウも同じ場所にいました。
そのため、アカザの言葉はタンジロウにとって許しがたいものであり、彼の心に刻まれた記憶を呼び覚ますきっかけとなったのです。
猗窩座と炭治郎の対峙
アカザは[弱い者が淘汰されるのは自然の摂理]と主張しましたが、タンジロウは[それは間違っている]と力強く反論します。
このやり取りは、アカザに過去の記憶を呼び覚ますものでした。
かつて人間だった頃、アカザは慶蔵という師匠から[素流]という戦い方を学びました。
しかし、鬼となった彼はその記憶を失い、慶蔵のことを思い出せずにいました。
炭治郎の言葉は、かつて師匠から聞いたものと同じであり、アカザにとっては不快な感情を掻き立てるものでした。
アカザは、タンジロウに対しても同じように、その不快感を向けるのでした。
『術式展開 破壊殺 羅針』の謎
アカザの技、[破壊殺 羅針]は、雪の結晶のような形状の羅針盤を軸に展開されます。
この羅針盤がどのようにして敵の攻撃に対応しているのか、そのメカニズムは炭治郎にとって大きな謎でした。
戦いの最中、炭治郎はアカザが敵の動きを如何にして正確に捉えることができるのか、羅針盤が何に反応しているのかを、必死に解明しようと試みました。
炭治郎の洞察と「闘気」の謎
アカザの攻撃には、他とは異なる特性があることを、タンジロウは見抜きました。
それは[闘気]という概念であり、レンゴクキョウジュロウとの戦いの中でアカザが示したものです。
この[闘気]の手がかりとなったのは、伊之助との会話と、父・炭十郎の熊退治の話でした。
伊之助は以前、[殺気を感じさせずに近づければ、どんな敵も倒せる]と語っていました。
しかし、当時のタンジロウは、そんな戦い方が可能だとは思えませんでした。
それでも、父が熊を倒した際には、殺気を一切感じさせなかったことをタンジロウは覚えていました。
そして、その記憶が[殺気を放たずに敵を攻撃する方法]が存在することへと導いたのです。
猗窩座の羅針盤が炭治郎を見失う瞬間
アカザがトミオカの致命的な部位を狙い、とどめを刺そうとしたその時、アカザがこれまで感知していたタンジロウの[闘気]が消えていました。
アカザはタンジロウに対して、[何か異変が起こった、このままでは危険だ、すぐにでもヤツを倒さなければ]と感じ取りました。
しかし、タンジロウが闘気を放たないことで、アカザの羅針盤は完璧なはずの機能に狂いをきたしました。
それはまるで、[狂いが生じた]のではなく、[予想外の事態によって探知できなかった]という状況でした。
炭治郎の成長と猗窩座への決定打
激しい戦いの中で、タンジロウは驚異的な速さで成長し、[透き通る世界]へと足を踏み入れました。
この新たな境地に達した彼は、アカザの攻撃を予測し、危険を回避する能力を身につけます。
アカザは、彼の究極の技[術式展開・終式 青銀乱残光]を発動し、タンジロウとトミオカを同時に倒そうと試みました。
トミオカはその攻撃をかわすことができずにダメージを受けましたが、タンジロウは[透き通る世界]の中で全ての動きを遅く捉え、攻撃を完全に避けることに成功しました。
そして、タンジロウはアカザに向かって[今からお前の頚を斬る!]と宣言し、その言葉通りにアカザの頚を斬りました。
【鬼滅の刃】アカザ(猗窩座)笑顔の理由やラストのセリフは?
アカザは最後に何と言ってこの世を去って逝ったのうでしょうか?
サイトのセリフをご紹介します。
猗窩座、過去を追憶する
頚を斬られたアカザは、まだ戦えると信じ、自らの頚を必死に押さえます。
しかし、トミオカの投げた刀が彼の頭部に突き刺さり、頚はついに崩れ去りました。
タンジロウは、戦いが終わったと安堵の息をつきますが、アカザの体はまだ崩壊せず、攻撃を仕掛けようとします。
驚くべきことに、彼の弱点は頚ではなく、別の何かへと変化していたのです。
攻撃を再開しようとしたその時、アカザの元婚約者である恋雪が介入します。
恋雪は優しく言います。
[狛治さん、もうやめてください]
狛治、それはアカザが人間だった時の名前。
恋雪の言葉がきっかけとなり、彼は人間だった頃の記憶を取り戻します。
かつて、大切な人々を守るために強さを求めた狛治。
しかし、父親、恋雪、そして恋雪の父であり師匠でもあった慶蔵を守りきれず、失望と絶望の中で鬼へと変貌を遂げたのでした。
猗窩座、自己との対峙
アカザは、トミオカへの決定的な一撃[破壊殺・滅式]を放とうとしますが、タンジロウが間に入り阻止します。
力尽き、刀を握ることもできない状態でしたが、タンジロウは拳で猗窩座の攻撃を食い止めようとします。
その姿は、かつての師匠・慶蔵を彷彿とさせ、アカザは過去の記憶を全て取り戻し、タンジロウに微笑みを向けます。
タンジロウが記憶を呼び覚ます手助けをしたことに、感謝の意を示したのでしょう。
敗北を受け入れたアカザは、自ら自身を攻撃するという極限の選択をします。
しかし、彼の体は意志に反して自己再生を始めてしまいます。
アカザ(猗窩座)笑顔の理由とラストのセリフ
[俺を許してくれ]というアカザの最後のセリフは、彼がかつて守りきれなかった大切な人々への深い後悔から生まれた言葉でした。人間時代の記憶が蘇り、愛する人たちとの会話を思い出すことで、アカザは再び人間の心を感じることができました。
戦う意志を失ったとしても、彼の肉体は止まることなく再生を続けます。
この不死の肉体を止めるため、そして過去の自分と決別するために、アカザは自らに攻撃を加え、自害に至ります。
彼が最期に微笑んだのは、記憶を取り戻すきっかけを与えてくれたタンジロウへの感謝の表れだったのです。
まとめ
今回は、[鬼滅の刃アカザ(猗窩座)最後誰に殺される?笑顔の理由やラストのセリフも紹介!]というテーマでお送りしてきました。
[鬼滅の刃]の猗窩座の最後は、多くのファンにとって感動的なものでした。気になる誰に殺されるのかについては、最後は自らの手によるものでした。
彼が見せた笑顔の理由は、彼の人生と戦いの総決算とも言えるものでしたね。
アカザは、タンジロウと水柱・冨岡義勇との激しい戦いの末、自らの意志で戦いを終えます。
彼の死に際しての笑顔は、過去の記憶と、かつて愛した人々への思い出が蘇ったためです。
彼のラストのセリフは、彼がどれほど成長し変わったかを示しており、彼の心の平和を感じさせるものでした。
アカザの死は、ただの敵ではなく、一人の人間としての複雑な感情と成長の物語を描いています。
最終的に、アカザの物語は、彼が選んだ道と、彼が最後に見せた笑顔とセリフによって、多くの人々に感動を与え、記憶に残るものとなりました。
この記事を通して、アカザのキャラクターが持つ深い層を掘り下げ、彼の最後の瞬間までの心理的な変化を読者に理解してもらいたいと思います。