今回は、2020年5月に最終回を迎え完結しても人気が衰えない鬼滅の刃について、最終的に生き残った5人は誰なのか、ムザンとの決戦のその後について考察していきたいと思います。
最終話は205話ですが、ムザンの討伐までを本編の最終回と考えている方が多いと思います。
生き残りについては、203話までの内容を基に進めていきたいと思います。
それにしてもムザンは、ラスボスに相応しくないチートてんこ盛りで強かったですね。
最終決戦は多くの鬼殺隊員や柱までもが犠牲になるという壮絶展開!
しかし、最後は悲しい中にも感動的なストーリー展開で、涙なしでは読み進めないキメツにふさわしいラストでした。
キメツが完結してロスになっている人や、最終話が現代を描いたということで、内容が不満だったり、モヤモヤした方もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな賛否もあった後半ラストについて、最終回で生き残った5人と、鬼殺隊員や柱のその後について考察していきたいと思います。
※この記事にはネタバレが含まれますので、ご注意ください。
鬼滅の刃生き残った5人は誰?
ムザンと直接戦って生き残ったのは、タンジロウ、ネズコ、善逸、伊之助、カナヲ、富岡義勇、不死川実弥の7人です。
しかし、最終決戦に参加していなかったり、参加はしてるが間接的な人物も含めると、実は生き残った人物は結構います。
そこで、ストーリー展開で主人公のタンジロウに近しい生き残った主要キャラ5人と、最後まで生き残った柱・その他5人に分けて紹介していきます。
生き残った主要キャラ5人
ここからは、主要キャラ5人がムザンとの壮絶な最終決戦で、具体的にどのように生き残ったのか1人づつ詳しく解説していきたいと思います。
炭治郎(タンジロウ)
ムザンとの最終決戦でタンジロウは、ムザンの血を注がれてオニになりましたが、仲間たちの助けと自分の意志の力で人間に戻ることができました。
オニ化したタンジロウは、日光にも耐えられる「最強のオニの王」と呼ばれる存在でしたが、カナヲが胡蝶しのぶから預かっていたオニを人間に戻すクスリを投与しました。
その後、タンジロウは精神世界でムザンとの最後の戦いに挑み、死んだ仲間たちの思いや生きている仲間たちの手を借りて、オニの支配から抜け出しました。
タンジロウはオニ化する前に無惨によって失った右目と左腕は、オニ化の影響で形だけは戻りましたが、機能はしていませんでした。
タンジロウはオニ化から生還した後、仲間たちと共に療養し、お墓参りをして実家に帰りました。
禰豆子(ネズコ)
ネズコは、ムザンから直接血を与えられたオニで、人間に近い特殊な体質を持っており、、太陽の光に焼かれても死なないという能力もあります。
これは、オニの始祖であるムザンが長年求めていた太陽を克服する力でした。
ムザンは、ネズコの能力に驚き、彼女を自分のものにしようとしています。
ネズコはムザンにには参戦しておらず、胡蝶しのぶから人間に戻るクスリを投与され眠っています。
このクスリは、ムザンの細胞に対する抗体を持つネズコの血液を元に作られたものでした。
ネズコが人間に戻れば「太陽を克服したオニ」はいなくなり、ムザンの目論見は潰えます。
ムザンとの決戦でタンジロウが瀕死の重傷を負うと、ネズコは目覚めタンジロウの元に走り出します。
ネズコは、人間化するクスリの効果で人間に戻りかけていましたが、完全に戻るには時間がかかりました。
その間、ネズコは自分の過去や兄であるタンジロウの思い出を振り返りました。
ネズコは、タンジロウの優しい声を聞いたとき、ついに自我と人間の身体を取り戻しました。
ネズコは、オニに家族を殺されたという思いを胸に涙を流し、ムザンと戦うタンジロウの元へ向かいました。
そこで、ムザンの力でオニになってしまったタンジロウを目にしました。
ネズコは、オニ化したタンジロウを止めるために、彼の体にしがみつきました。
そのとき、カナヲがタンジロウに人間化するクスリを注入しました。
ネズコは、タンジロウに「一緒に家に帰ろう」と語りかけ、その言葉はタンジロウの心に届きました。
ネズコは、タンジロウが人間に戻るのを見届け、タンジロウと共に療養し、お墓参りをして実家に帰りました。
我妻善逸(あがつまぜんいつ)
我妻善逸は、ムザンとの最終決戦で、勇気と機転で生き残りました。
善逸は怒っていました、なぜなら獪岳がオニになったことで、最愛の爺(じい)ちゃんが死んでしまったからです。
善逸の爺ちゃんは、元柱だったので責任を取って切腹しなければなりませんでした。
介錯もつけなかったので、苦しみも長かったのです。
善逸は、ムザンによって鬼にされた兄弟子・獪岳との一騎打ちに挑みました。
その戦いで、自分の雷の呼吸を極めたオリジナルの型「漆ノ型火雷神」を繰り出し、獪岳を倒すことに成功しました。
その後、ユシロウのお札で身を隠しムザン戦に参加します。
善逸達の活躍もあり、ムザンはとうとう追い詰められ朝日に晒(さら)されます。
ムザンは、人の繋がりが自分を打ち倒したことに感動し、死にかけていたタンジロウに血を注ぎ込んで、オニにすることによって己の意思を繋げようとしました。
善逸は、タンジロウがオニになってしまったことにショックを受けましたが、タンジロウを仲間として信じて待ちました。
タンジロウは、仲間たちの助けと自分の意志の力で人間に戻ることができました。
善逸は、ムザンとの闘いで足を負傷したことで、足に少しだけ後遺症が残ったようですが、それ以外は元気です。
善逸は、オニ化から生還したタンジロウと共に療養し、お墓参りをして、実家に帰りました。
善逸は、ムザンとの最終決戦で、自分だけの雷の呼吸を見事に発揮しましたね。
嘴平伊之助(はしびらいのすけ)
嘴平伊之助は、ムザンとの最終決戦で、獣の呼吸を駆使して生き残りました。
上限の弐・童摩(ドウマ)と戦っているカナヲがピンチになったところで、伊之助は登場します。
伊之助はカナヲと共にドウマに挑みますが、圧倒されてしまいます。
そこで、伊之助のお母さんを殺したのはドウマであるという真実を知しります。
ドウマは、信者を食べていところを伊之助の母に見られ、オニであることを知られた為に殺害しました。
伊之助はドウマに対する怒りと悲しみと愛情とをぶつけながら、獣の呼吸の奥義を発動します。
ドウマは伊之助の攻撃を受けてもなお、無感情で冷酷な態度を崩しません。
しかし、ドウマが吸収したしのぶの身体には、なんと大量の藤の花の毒が仕込まれていたのでした。
それをきっかけに、カナヲと伊之助によってドウマは頸(くび)を落とされました。
その後、伊之助もユシロウお札で身を隠し、ムザン戦に参加して勝利に貢献します。
伊之助は、オニ化から生還したタンジロウと共に療養し、お墓参りをして、実家に帰りました。
栗花落カナヲ(つゆりかなお)
カナヲは、ムザンとの最終決戦で上弦のオニ「ドウマ」と戦い、花の呼吸を駆使して生き残りました。
ドウマは上弦の弐で、血鬼術(けっきじゅつ)は、凍てついた血を霧状(きりじょう)にして扇で散布する技で、この粉凍りを吸うと肺が壊死(えし)します。
カナヲはしのぶがドウマに殺されたことに怒りを覚え、ドウマに挑みます。
カナヲは卓越した動体視力と高い身体能力を駆使して、ドウマの攻撃を回避しながら、花の呼吸の技を繰り出します。
ドウマはカナヲの実力を高く評価し、さっき戦った胡蝶しのぶよりも実力があるかもしれないと思います。
善戦するカナヲでしたが、ドウマとの実力差に徐々に追い詰められていき、伊之助も参戦しますが、やはりドウマを倒すことができません。
ドウマに逃げられると思った次の瞬間、しのぶの毒がやっと効きはじめドウマの体は解けはじめていきます。
しのぶの死を絶対に無駄にはしないと誓っているカナヲは、伊之助と共にドウマに襲い掛かり、失明のリスクがある終ノ型(ついのかた)「彼岸朱眼(ひがんしゅがん)」を発動します。
カナヲの刀はドウマの頸(くび)に届いていますが、ドウマの血鬼術 霧氷・睡蓮菩薩(むひょう・すいれんぼさつ)でカナヲの腕は凍り付いて動けません。
ここで、伊之助の思いつきの技「投げ裂き」が炸裂!
伊之助の刀が、カナヲの刀に威力を与えてドウマの頸(くび)を斬り落とすことに成功します!
カナヲはドウマを倒したことに喜びを感じますが、しのぶの死を悲しみます。
カナヲとドウマの戦いは、カナヲの成長と感情の変化を描いた、感動的な戦闘シーンです。
カナヲは花の呼吸の美しい技を見せてくれましたが、その美しさとは裏腹に、失明の危険を冒してまで戦ったことには驚きと敬意を感じます。
カナヲはドウマを倒した後も、最終決戦でムザンと戦い、鬼殺隊の勝利に貢献しました。
生き残った柱・その他5人
ここからは、生き残った柱・その他5人がムザンとの最終決戦で、具体的にどのように生き残ったのか1人づつ詳しく解説していきたいと思います。
富岡義勇(とみおかぎゆう)
富岡義勇は、鬼殺隊の柱の一人である水柱として、ムザンとの最終決戦に参加しました。
義勇は、タンジロウと共に、上弦の参·猗窩座と戦い、見事に倒しました。
その後、ムザンの本拠地・ムゲン城に落とされ、ムザンと直接対峙しました。
義勇は、自分の水の呼吸でムザンに攻撃を仕掛けましたが、ムザンは頸(くび)の弱点を克服しており、なかなかダメージを与えることができませんでした。
義勇は、伊之助やカナヲのサポートをしながら、ムザンとの死闘を繰り広げました。
義勇は、ムザンを切り裂き攻撃することに成功しましたが、その際に右腕を失ってしまいました。
しかし、富岡は諦めずに戦い続け、他の柱や隊士たちと協力して、ムザンを太陽の光に晒(さら)すことに成功しました。
義勇は、「自分には柱である資格は無い」と負い目を感じていましたが、ムザンとの最終決戦で、水柱としての役割を見事に果たしました!
不死川実弥(しなずがわさねみ)
不死川実弥は、鬼殺隊の柱の一人である風柱として、ムザンとの最終決戦に参加しました。
彼は、ムザンの部下である上弦の壱・黒死牟(じょうげんのいち・こくしぼう)との死闘でボロボロになりながら辛くも勝利した後、ムザン本人と対峙しました。
ムザンは、鬼殺隊の総攻撃によってムゲン城から追い出され、タンジロウと柱の富岡義勇、甘露寺蜜璃、伊黒小芭内と戦います。
しかし、最終形態となったムザンの戦闘力は凄まじく全員、手も足もでず甘露寺がトドメを刺されそうになった次の瞬間、悲鳴と不死川実弥の柱が登場!
不死川実弥は、ムザンを頭から真っ二つ切断します!(しかし、ムザンは瞬時に再生)
また、彼は稀血という特異な体質を持っており、オニに自分の血を与えるとオニを酔わせることができました。
これによって、ムザンの動きを鈍らせることに成功しました。
しかし、ムザンもまた強大な力を持っており、不死川実弥を圧倒しました。
不死川実弥は、ムザンの攻撃によって体中に深い傷を負いましたが、それでも戦い続けました。
彼は、オニに殺された家族や仲間たちのために、ムザンを倒すことを誓いました。
ムザンは珠世の毒が効きはじめ、朝日が昇り始めてると最後の手段として、自らの肉体を巨大な赤子の姿に変えて、日光から身を守ろうとしますが、隊士全員の活躍でついに消滅します。
不死川実弥は、ムザンとの戦いで重傷を負いましたが、生き残ることができました。
宇髄天元(うずいてんげん)
宇随天元は、鬼殺隊の元柱の一人である音柱ではありましたが、片腕を失っており柱を引退していたので、ムザンとの最終決戦に参加していません。
しかし、新しくお館様になった産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)を守るため、煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)の父である、元炎柱の煉獄槇寿郎(れんごくしんじゅろう)と共に産屋敷家を警護していました。
産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)
産屋敷輝利哉は、鬼殺隊の最高管理者である産屋敷の一族の98代目当主で、ムザンとの最終決戦いでは、鬼殺隊の指揮を担当しました。
産屋敷輝利哉は、鬼殺隊の柱やタンジロウの仲間たちの猛攻に苦戦するムザンの動きを、協力者であるユシロウの術である「紙目」を使って見通しています。
また、戦局を全体を見通す為に、ムゲン城と隊士全員の位置を製図化して指示を出しました。
愈史郎(ゆしろう)
ユシロウは、珠世にとっては弟のような存在で、オニになっても人間の心を持ち続けていました。
ムザンとの戦いでは、以下のような活躍を見せました。
ユシロウは鬼殺隊の隊士と一緒に怪我人の治療を担当しました。
血鬼止めという治療薬を投薬して回り、獪岳と戦った善逸を助けたり、タンジロウの傷を癒したりしました。
ユシロウの血鬼術「紙眼」があったからこそ、産屋敷輝利哉たちは無限城の構造やオニの位置を把握することができました。
治療して回っている最中、ムザンに珠代を殺されたユシロウは激怒します!
そして、鳴女というオニによってムゲン城が操作されていることを突き止めました。
鳴女を媒介にしてムザンと1対1で戦う場面もありましたが、見事に押し切りました。
ユシロウはムゲン城を操作し、ムザンを地上へと排出しました。
これにより、鬼殺隊は日光によってムザンを倒すチャンスを得ました。
ムザンを倒し、オニになりかけたタンジロウが人間として生き返ったことに喜ぶユシロウは、珠代に「終わりましたよ」と報告し、本編は終了します。
鬼滅の刃最終回その後を考察!
最終決戦で、ムザンと戦った主要キャラのほとんどが無事でした。
タンジロウはオニになった後も人間に戻ることができ、善逸や伊之助も重傷を負いながらも一命を取り留めました。
カナヲは目が見えるようになり、不死川、富岡、宇髄などの柱たちも、鬼殺隊を解散した後もそれぞれの道を歩みました。
本編では、生き残った人物の詳細な説明がなかったので、考察を交えて解説していきたいと思います。
生き残った主要キャラその後
ここからは、ムザンとの最終決戦で生き残った主要キャラがその後、どのような人生を歩んでいったのか、1人づつ詳しく解説していきたいと思います。
炭治郎とカナヲ
ムザンとの戦いでタンジロウは右目を失明しましたが、カナヲの目は見えるようになり、二人は、その後も鬼殺隊の仲間たちと共に生きていきました。
タンジロウは、オニになりかけたことでムザンの血の呪いを解き、鬼殺隊を解散した後は炭売りをしながらカナヲと結婚しました。
カナヲは、タンジロウと出会ったことで感情を取り戻し、タンジロウの妻として幸せな家庭を築きました。
二人は、子供や孫に恵まれ、現代にもその子孫が生きています。
タンジロウには、上弦の陸・妓夫太郎(じょうげんのろく・ぎゅうたろう)との戦いで「あざ」が発現しているので、おそらく25歳までしか生きられなかったと思います。
しかし、ムザンを倒してネズコを人間に戻し、オニのいない平和な世の中に出来たことは、自分の幸せよりも他人の幸せ願うタンジロウにとって、悔いのない人生だったと思います。
善逸と禰豆子
善逸とネズコは、その後も鬼殺隊の仲間たちと共に生きていきました。
善逸は藤の花の家紋の家で初めてネズコと顔を合わせた時からネズコに一目惚れし、必死にネズコを守りながらアピールし続けていました。
ネズコは善逸に対し恋心を抱く描写は見当たりませんが、タンジロウの助言で善逸がネズコに告白・プロポーズしたことが公式ファンブックで明らかになっています。
子孫が誕生していることから、ネズコの返事がOKだったということでしょう。
善逸とネズコは結婚して幸せな家庭を築きました。
二人は、子供や孫に恵まれ、現代にもその子孫が生きています。
その子孫の一人は、善逸にそっくりな風貌と性格を持つ善照という男の子で、タンジロウの子孫であるカナタと同じ学校に通っています。
伊之助とアオイ
傷ついた身体を癒すために蝶屋敷に滞在していた伊之助は、台所に忍び込んでつまみ食いしていました。
しかし、その場に現れたアオイに見つかってしまい怒られます。
気配を消していたはずなのに、すぐに気づいアオイに「コイツもしかしたら強いのでは?」と疑う伊之助。
アオイはいつものように伊之助を叱りますが、伊之助にお盆に乗せたおにぎりを渡しました。
伊之助は驚いた様子でアオイを見また後、イノシシの被り物を外した伊之助の顔は、ほわほわしていました。
伊之助は幼い頃に母親に捨てられてから、母親の愛を求めて生きてきました。
本当の母親は愛してくれていたのに、上弦の弐・ドウマに殺されてしまいました。
愛情を失ってしまった彼に、無償の優しさをくれるアオイ。
ダメなことをしたら叱ってくれる、そんな母親のようなアオイに惹かれてしまうのは当然のことだったのです。
現代に子孫が残っていることから、作中では描かれていませんが、その後二人は結婚したようです。
冨岡と不死川と宇髄
富岡義勇は髪を切り、性格も変わり明るくなりまし。
そのおかげか、女性への恋愛感情も芽生え、完結後に結婚をして子供も授かっています。
しかし、義勇にも最終決戦で「あざ」が発現しているので、おそらく長くは生きられなかったと思いますが、タンジロウと手紙のやり取りをして穏やかに暮らしたようです。
不死川実弥も性格が穏やかになり、タンジロウからの手紙は字が書けなかったので返事は出せなかったが、自分の好きなおはぎと抹茶を贈っています。
また、詳細は不明ですが、完結後に結婚をして子供も授かっています。
残念なのが、実弥も最終決戦で「あざ」が発現しているので、おそらく長くは生きられなかったと思いますが、人一倍家族思いの実弥は幸せに暮らしたと思います。
宇随天元には3人の嫁がいたため、終結後に子供も授かり、家族や仲間たちと趣味の温泉巡りして幸せに暮らしたようです。
天元には「あざ」が発現していなかったので、大正時代の平均年齢が43歳だったので、おそらくそのぐらいの寿命だったのではないかと思います。
産屋敷輝利哉(うぶやしき きりや)
産屋敷輝利哉は現代まで生きており、日本最高齢記録を更新しております。
産屋敷家は一族からオニが出たことで、30歳まで生きられない呪いがありましたが、無残を倒したことで、その呪いが解けたのではないでしょうか。
子孫や転生したキャラその後
ここからは、キメツに登場した人物の子孫や転生したキャラのその後について、一人づつ詳しく解説していきたいと思います。
竈門炭彦・カナタ(かまどすみひこ・かなた)
スミヒコとカナタは、タンジロウとカナヲの子孫です。
二人は玄孫(やしゃご)にあたり、ヒノカミ神楽を継承していることが分かっています。
年に一度、産屋敷家管轄の神社に舞を奉納しているようです。
我妻善照・燈子(あがつまよしてる・とうこ)
善照と燈子は、善逸と禰豆子の曾孫(ひまご)です。
現代の善照は17歳で、燈子は18歳の姉です
二人は容姿が曾祖父母にソックリで、性格も似ているらしいです。
善照はとにかく騒がしくて女好きで、善逸が遺した自伝【善逸伝】を信じています。
燈子は強気で勉強ができて、善逸伝を嘘だと思っています。
二人は現代に生きており、タンジロウとカナラの子孫であるカナタと同じ学校に通っているようです。
嘴平青葉(ハシビラアオバ)
ハシビラアオバは植物学者で、伊之助と神崎アオイの曾孫(ひまご)です。
彼は、ムザンがオニになったきっかけとなった青い彼岸花を発見し、その性質を研究していましたが、うっかりミスで全ての花を枯らすという失敗をしでかしました。
その結果、彼は植物学者の職を失い、無職になります。
しかし、彼はタンジロウの子孫であるスミヒコと仲良くなり、バドミントンを楽しんだり、天元の子孫であるテンマと秘湯巡りをしています。
冨岡(とみおか)と錆兎(さびと)と真菰(まこも)
冨岡と錆兎と真菰は、鬼殺隊の仲間であり、鱗滝左近次の弟子でした。
三人は最終選別に参加しましたが、錆兎と真菰は鬼に殺されてしまいました。
二人は、最終回に現代の世界で転生して義勇の子孫と一緒に登場します。
義勇の子孫は、冨岡義一という名前の小学生で登場します。
彼は義勇にそっくりな容姿をしており、スイミングスクールに通っています。
胡蝶(こちょう)しのぶとカナエ
胡蝶しのぶとカナエは、鬼殺隊の柱であり、姉妹でした。
しのぶは毒の呼吸を使う薬剤師で、カナ工は花の呼吸を使う医師でした。
二人はムザンとの戦いで命を落としましたが、その後も姉妹の絆は変わらず、現代に転生しています。
現代では、二人は鶺鴿女学院という学校に通っています。
しのぶは紫色の、カナ工はピンク色のリボンを身に着けており、これは鬼殺隊時に身に着けていた色と同じものになっています。
二人の名前は明かされていませんが、姉妹であることは間違いなさそうです。
時透(ときとう)兄弟
現代では、二人は双子の赤ちゃんとして生まれ変わりました。
二人は善逸の子孫である善照が登校中に側を通ったベビーカーの中に見られました。
二人の性別や名前は不明ですが、前世と同じように仲良く眠っている様子が描かれていました。
煉獄桃寿郎(れんごくとうじゅうろう)
煉獄桃寿郎は、煉獄千寿郎の子孫です。
彼は煉獄杏寿郎にそっくりな容姿と性格をしており、炎の呼吸を習得しています。
彼は剣道部に所属しており、竜門炭彦と仲が良く、一緒に遊んでいます。
不死川実弘(しなずがわさねひろ)
現代では、二人は警察官として働いています。
実弘は先輩であり、玄弥は後輩です。
兄弟の絆は変わらずで、実弘には子供がいたので子孫と思われますが、子供がいなかった玄弥は転生したようです。
二人は顔に傷があり、強面の顔をしています。
二人はナイフを振り回す男を傷だらけになりながら取り押さえたことがきっかけで、兄弟のように仲良くなりました。
悲鳴嶼(ひめじま)
悲鳴嶼は、鬼殺隊の岩柱であり、ムザンとの戦いで死亡しましたが、その後も子供たちを慈しむ心は変わらず、現代に転生しています。
現代では、悲鳴嶼は保育園の保父さんとして働いています。
彼は2メートルを超える巨体にピンクのエプロンを着ており、インパクトが大きいです。
彼は善逸の子孫である善照が登校中に側を通った保育園で見られました。
宇髄天満(ウズイテンマ)
ウズイテンマは、音柱·宇髄天元の子孫です。
彼は天元に似た美形の青年で、体操日本代表として金メダルを獲るアスリートです。
彼は優れた身体能力と自由で破天荒な性格、そして女性を虜にする魅力を有しており、まさに宇髄天元の血筋を感じさせます。
彼は兄妹が7人いることや、タンジロウの子孫であるスミヒコと同じ学校に通っていたことも判明しています。
伊黒小芭内(いぐろおばない)と甘露寺蜜璃(かんろじみつり)
二人はムザンとの戦いで命を落としましたが、その前に来世で結婚するという約束を交わしました。
最終回では、鬼のいなくなった平和な世界で、二人は人間に生まれ変わっています。
二人はメガ盛りが名物の定食屋を営んでおり、幸せな夫婦になりました。
継国縁壱(つぎくによりいち)
継国縁壱が転生したという説明は一切なりませんが、最終話の転生した時透兄弟が描かれているコマに縁壱と妻の「うた」が一緒に描かれています。
この眉毛は間違いなく「うた」です!
よく見ると、子供は二人いるように見えます。
本編では、孤独だった縁壱と「うた」は結ばれて、ささやかで幸せな日々を送るはずだでしたが、オニに「うた」と腹の子を殺されてしまいます。
たとえ剣術の天才であっても、救われることのない縁壱の人生でした。
しかし、転生した現代でも「うた」と結ばれ、子供たちと平凡でささやかな幸せを手にすることができたのだと思います。
本当に良かったですね!
まとめ
今回は、鬼滅の刃について、最終的に生き残った5人は誰なのか、鬼舞辻無惨との決戦のその後について考察してきました。
キメツは、親から反対されるほど残酷な戦闘シーンが多い作品でした。
しかし、その残酷さとは裏腹にオニの悲しい過去があり、敵である鬼の悲しくて切ない物語があるからこそ、他の作品とは違っていてファンの心を掴んでいるのだと思います。
まだ、皆さんにお届けしたい内容が他にもあるので、別の記事も今後書いていこうと思います。
長くなりましたが「鬼滅の刃生き残った5人は誰?最終回その後について考察」の記事は以上になります。