今回、取り上げるのは、「アルベド、裏切りの意味深セリフ」についてです。
オーバーロードのアルベドが裏切りとも取れる「アインズウールゴウンくだらない」この発言の意味や真意を解説していきたいと思います。
Overlodad(おーばろーど)に登場するヒロイン「albedo(あるべど)」。
彼女は、自分の主人であるAinz(あいんず)にベタ惚れしており、作中では何度もAinz(あいんず)に対して好意を向けています。
忠誠心も非常に高く、Ainz(あいんず)自身もalbedo(あるべど)を信頼している様子が見られますが、そんなalbedo(あるべど)が裏切りをほのめかす意味深な発言をしているシーンがあります。
albedo(あるべど)の実際の発言とそのシーン、裏切るのかどうか考察していきます。
この記事では、オーバーロードについて詳しく解説や考察などを行っていきます。
ネタバレを含む内容になっておりますので、まだアニメを視聴されていない方はご注意ください。
アニメでは説明が無かった「アインズウールゴウンくだらない」発言の意味や真意について、詳しく解説していきたいと思います。
Contents
オーバーロードのアルベドが裏切り?
それでは、早速Overlodad(おーばーろーど)のalbedo(あるべど)が裏切るのか説明していきましょう。
【オーバーロード】アルベド裏切りの意味深セリフ
albedo(あるべど)の謎めいた言葉は、書籍の第6巻やアニメ「Overlodad(おーばーろーど)」2期の10話で描かれています。
「あいんず・うーる・ごうんか…。くだらない」という彼女の言葉は、直前に彼女がAinz(あいんず)に対する思いをつぶやいていたことから、視聴者や読者を混乱させました。
このエピソードが、「albedo(あるべど)はAinz(あいんず)を裏切るのではないか?」という疑念を生み出すきっかけとなりました。
しかし、結論から言うと、albedo(あるべど)がAinz(あいんず)を裏切ることはありません。
物語はまだ終わっていませんが、今後もその可能性はないと断言できます。
この理解に至るためには、albedo(あるべど)の「くだらない」というセリフが出てくるまでの経緯を追ってみると、物語の流れがより明確になります。
この部分は、書籍で詳しく読むことができます。
【オーバーロード】アルベドの部屋でのワンシーン
小説Overlodad(おーばーろーど)6大国の漢たち[下]のを読むと、疑惑に発現の全体像が掴めます。
albedo(あるべど)の部屋での一幕が、彼女の真意を明らかにする鍵となります。
彼女の部屋には、あいんず・うーる・ごうんのギルドの紋章が刺繍された旗がありましたが、それは部屋の隅に放置され、埃を被っていました。
彼女の言葉からは、敬意や尊敬の念よりも、不満や怒り、敵意が感じられました。
「あいんず・うーる・ごうんか…。くだらない」と彼女は言いました。
しかし、彼女が思い出したのは、部屋の中央に掲げられている別の巨大な旗でした。
その旗は大きすぎて、まるでオペラハウスのカーテンのように見えました。
このナザリック地下大墳墓は、あなた様だけのもの。
このalbedo(あるべど)、あなた様のみに忠義を尽くしたく思っております。
ああ…いつかまた、あの素敵なお名前をお聞きしたく存じます。
これらのセリフから、albedo(あるべど)がギルドの紋章旗を見て発言したことが理解できます。
これは、彼女の心情と忠誠心を表しています。
オーバーロードのアルベド「アインズウールゴウンくだらない」の意味や真意は?
ここからは、albedo(あるべど)の「あいんず・うーる・ごうんか…。くだらない」の意味や真意について、裏切りを意味する発言ではなく、誤解だということを説明していきましょう。
【オーバーロード】アルベドの「アインズ・ウール・ゴウン」に対する恨み
つまり、albedo(あるべど)の「くだらない」という発言の対象は、ギルド「あいんず・うーる・ごうん」のことを指しており、albedo(あるべど)の主人であるAinz(あいんず)のことではないということです。
もともと「あいんず・うーる・ごうん」というのは、「至高の41人」が作り上げたギルドの名前のことでした。
そしてその後、主人公モモンガが転生をきっかけに、自らをモモンガから「あいんず・うーる・ごうん」と名乗るようになります。
Ainz(あいんず)という言葉がギルド名、主人の名前の2つの意味を持ってしまった為、albedo(あるべど)のセリフに誤解が生まれることになってしまったわけです。
「くだらない」以降の文章に出てくる「あなた様」というのは、主人Ainz(あいんず)のことを指している為、albedo(あるべど)が「主人Ainz(あいんず)への高い忠誠心」、「ギルドへの軽蔑心」を有していることが分かります。
ブルーレイ特典、小説とアニメではalbedo(あるべど)の恨みの強さが分かる「くだらない」の次の文章に、「紋章旗の代わりに掲げられている、巨大な旗」とあります。
これはブルーレイ特典、小説とアニメのシーンから、「主人Ainz(あいんず)の旗」を指していることが分かります。
【オーバーロード】アルベドの部屋で「アインズ・ウール・ゴウン」に対する裏切り
ブルーレイの初回生産特典である「書き下ろし小説」では、albedo(あるべど)が紋章旗をどう扱っていたのか描写されていますので簡単に紹介します。
albedo(あるべど)は、自分の部屋で一人になった時、あいんず・うーる・ごうんの旗を床に投げ捨て、その上に乗り踏みつけます。
そして、その場所にはかつてモモンガが自らの名前を「あいんず・うーる・ごうん」に変更した際に取り外した、玉座の間に飾られていた「モモンガの旗」を掲げるのです。
本編では触れられていないこの部分は、albedo(あるべど)が密かに旗を回収し、自らの部屋で大切に飾っていることを示しています。
このように、彼女の忠誠心と裏切りの複雑な感情が、小説を通じて表現されているのです。
このシーンをアニメで見ると、確かに「あいんず・うーる・ごうん(ギルド)」の旗は床に放置されており、代わりに主人「Ainz(あいんず)」の旗が飾られていることが分かります。
アインズへの忠誠心の高さはもちろんですが、特典小説からalbedo(あるべど)の「ギルドの対する恨みの強さ」が伺えます。
【オーバーロード】アルベドが「ギルド」を恨らむ理由
ひとまず、「albedo(あるべど)はAinz(あいんず)を裏切らない」ということはわかりました。
そして、albedo(あるべど)の行動は、ギルド「あいんず・うーる・ごうん」に対する深い憎しみとして表れていますが、その背後にはモモンガへの強い愛情があります。
彼女にとって、ギルドはモモンガを孤独にし、苦しめた原因となったものです。
そのため、モモンガに苦痛を与えたギルドを憎むのは、彼女の愛があまりにも深いからです。
他の守護者や従者たちが自分たちの創造主に忠誠を誓う一方で、albedo(あるべど)は創造主であるタブラ・スマラグディナを裏切り、モモンガだけを愛し続けるでしょう。
彼女の世界観は、モモンガだけで成り立っていると言えます。
しかし、モモンガがギルド「あいんず・うーる・ごうん」を捨てることはないため、albedo(あるべど)の裏切りが明るみに出ることはないでしょう。
この複雑な感情のバランスが、albedo(あるべど)のキャラクターをより魅力的なものにしています。
【オーバーロード】アルベドが「至高の41人」を恨む理由
albedo(あるべど)がギルド「あいんず・うーる・ごうん」に強い恨みを抱いていることも分かりました。
これは、つまりalbedo(あるべど)が「あいんず・うーる・ごうん」のギルドメンバーである「至高の41人」のことを恨んでいることになります。
※この「至高の41人」には、モモンガも含まれているため、以降は「至高の40人」と表現します。
albedo(あるべど)が「至高の40人」のことを恨んでいる理由は、albedo(あるべど)が「至高の40人」に見捨てられたと思ったことが原因です。
albedo(あるべど)たちを作り出した「至高の40人」のメンバーは、少しずつゲームから離れていき、最終的にギルド長であったモモンガ1人を除いて全員いなくなってしまいました。
これにより、albedo(あるべど)は「いなくなった」=「自分たちを見捨てた」と考え、モモンガを除く「至高の40人」のことを恨むようになった結果、「くだらない」と発言したというわけです。
ちなみに、albedo(あるべど)だけが「至高の40人」を恨むようになった要因として、Ainz(あいんず)が「albedo(あるべど)の設定を書き換えたため」という理由も挙げられます。
Ainz(あいんず)は、物語冒頭でalbedo(あるべど)の設定だけを「モモンガ(アインズ)を愛している」という風に変更しました。
その影響で、albedo(あるべど)はAinz(あいんず)だけに忠誠を誓うようになり、逆にギルドへの忠誠心が無くなった…という見解です。
【オーバーロード】アルベドの「至高の40人」抹殺計画
アニメで完全にカットされましたが、書籍では「至高の40人」の捜索隊を結成しており、そのリーダーがalbedo(あるべど)になっています。
これは、名前の通り「至高の御方」を探すために結成されたされました。
しかし捜索隊の存在は、なぜか他の階層守護者にはこのことを話さないようにしています。
捜索にはレベルの高いモンスターを使用し、Ainz(あいんず)に根回しをするという不可解な行動を取っています。
さらに、Ainz(あいんず)や階層守護者が束になっても勝てないと言われている、albedo(あるべど)の妹「ルべド」の指揮権を求めているのも不穏です。
albedo(あるべど)はAinz(あいんず)に「最強のドリームチームを作りたいからと」ごまかすような言動で、普通に考え探すだけならここまでの戦力はいらないはずです。
つまり、albedo(あるべど)は至高の40人を探し、もし見つけたが秘密裏に抹殺したいと考えているんじゃないでしょうか?
そう考えると、大勢に声をかけず「最強の個」ルベドを使うのもつじつまが合います。
それとalbedo(あるべど)は、副官にパンドラズアクターをアインズから借り許可を取っています。
他の階層守護者ではなくパンドラズアクターなのは、おそらく創造主がアインズだからです。
先に語った通り、NPCの絶対な存在は本来創造主です。
そのため、他の階層守護者にこの事を話すと、自分も捜索に参加すると言い出すでしょう。
そうなると、「至高の40人」を抹殺するには都合が悪くなります。
しかし、パンドラズアクターの創造主は、既にいるAinz(あいんず)なので、極論至高の40人がいなくても問題ありません。
作中でパンドラズアクターは、他の「至高の40人」に戦いを挑めと言われても、それを迷いなく実行すると語っております。
パンドラズアクターにとっては、絶対的な存在はAinz(あいんず)だけで、「至高の40人」がその程度の扱いなのは、この発言で分かります。
つまり、albedo(あるべど)と違い憎しみこそ無いですが、同時に関心も無い。
albedo(あるべど)にとっては、唯一頼りになる味方ということなのでしょう。
albedo(あるべど)は、目的のためなら手段を選ばない性格であり、「至高の40人」に対する恨みの深さが、この抹殺計画からひしひしと感じられます。
まとめ
今回は、「オーバーロードのアルベドが裏切り?アインズウールゴウンくだらない」の意味や真意を解説!」というテーマでお送りしましたが、いかがだったでしょうか。
この記事では、「アルベド、裏切りの意味深セリフ」について紹介してきました。
albedo(あるべどの発現に意味や真意をまとめると、以下のようになります。
- albedo(あるべど)は、「くだらない」という発言で、主人アインズに対する裏切りを示唆する発言のも取れるが、作中で裏切るとは考えにくい。
- albedo(あるべど)が「くだらない」と言ったのは、ギルドの「アインズ・ウール・ゴウン」であり、albedo(あるべど)は「アインズ・ウール・ゴウン(ギルド)」に属していた「至高の41人」を恨んでいる。
- albedo(あるべど)だけが「至高の41人」を恨んでいるのは、Ainz(あいんず)がalbedo(あるべど)の設定を変更したことが影響していると思われる。
オーバーロードのアルベドが裏切る可能性は低いと思いますが、どうなるかは分かりません。
今後の展開に注目していきたいでと思います!