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錦織圭の世界ランキングなぜ低い?落ちた理由や最高何位だったか調査!

錦織圭の世界ランキングなぜ低い?落ちた理由や最高何位だったか調査!

今回は、錦織圭の世界ランキングなぜ低い?落ちた理由や最高何位だったか調査!というテーマでお送りしていきたいと思います。

錦織圭選手は、日本のテニス界を代表するスター選手として長年にわたり活躍してきました。

しかし、近年ではその世界ランキングが低迷していることが話題となっています。

この記事では、錦織選手のランキングがなぜ低下したのか、その理由を詳しく探るとともに、彼のキャリアにおける最高ランキングについても振り返ります。

彼の輝かしい実績と現在の状況を比較しながら、錦織選手の今後の展望についても考察していきます。

 

錦織圭の世界ランキングなぜ低い?

錦織圭の世界ランキングなぜ低い?落ちた理由や最高何位だったか調査!

全日本人の男子ATP世界ランキング(2024/7/22)によると、錦織圭選手の世界ランキングは7月26日現在435位となっています。

男子テニスの世界ランキングはどのように決まるのでしょうか?

まず、世界ランキングには「エントリーランキング」と「チャンピオンズレース」の2種類があります。

一般的に「世界ランキング」と呼ばれるのは「エントリーランキング」のことです。

このランキングは、過去52週間(約1年間)に出場した大会の中で、好成績を収めた上位18大会のポイントを合計して決まります。

毎週更新されるため、順位は頻繁に変動します。

ランキング対象の大会は6段階に分かれており、ポイントが高い順に、

  • グランドスラム(優勝者は2000ポイント獲得)
  • ATPマスターズ1000(優勝者は1000ポイント獲得)
  • ATP500シリーズ
  • ATP250シリーズ
  • チャレンジャーズ
  • フューチャーズ

があります。

さらに、錦織選手もかつて出場したことのある、その年の上位8選手だけが出場できるATPワールドツアー・ファイナルもポイントが得られる大会です。

この大会に出場した選手のみ、19大会でポイントが計算されます。

しかし、ポイントを維持するのは非常に難しいです。

例えば、全豪オープンで優勝して2000ポイントを獲得しても、1年後の全豪オープンで前年のポイントは消えるため、再び結果を残さないとポイントは減少してしまいます。

現在、世界ランキングが435位の錦織選手ですが、これからはこのポイントを維持しつつ、さらに上位を目指すという難しい挑戦が待っています。

 

錦織圭の世界ランキング落ちた理由は?

錦織圭の世界ランキングなぜ低い?落ちた理由や最高何位だったか調査!

ここからは、錦織選手の世界ランキングが落ちた具体的な理由を順を追って説明していきたいと思います。

 

2019年の全米オープン後に感じた右腕の不調と、その後の右ひじの手術による欠場

錦織圭選手のランキングが低下した主な理由の一つは、2019年全米オープン後に感じた右腕の違和感と、その後の右ひじ手術による欠場です。

2019年5月の全仏オープン直前、錦織選手のランキングは7位でした。

わずか2年半前、彼はトップ10のプレーヤーであり、全仏オープンでは第7シードとして出場し、優勝したナダル選手に敗れたものの、見事ベスト8に進出しました。

この全仏オープンでは、3回戦と4回戦がフルセットの激戦となり、特に4回戦のペール選手との試合は日没サスペンデッドとなり、2日間にわたる試合で勝利を収めました。

この激戦の疲れが影響したのか、芝シーズンに入ると右腕上腕部の痛みで出場予定の試合を欠場することになりました。

ウィンブルドンでもベスト8に進出し、芝の王者フェデラー選手に敗れたものの、グランドスラム5大会連続でベスト8進出という素晴らしい成績を収めました。

しかし、この快挙の裏で錦織選手は常に右上腕部にテーピングをしていました。

そして迎えた全米オープンでは、すでに右腕に相当な違和感と痛みがあったと考えられます。

前哨戦では欠場や初戦敗退が続き、全米オープンでも3回戦でデミノー選手に敗退し、グランドスラム6大会連続のベスト8進出はなりませんでした。

それでも2019年9月のランキングは8位で、トップ10プレーヤーの座を維持していました。

しかし、右腕の痛みと違和感から2019年の残り試合を欠場し、右ひじの手術を受けることを発表しました。

また、約9年間共に戦ってきたダンテ・ボッティーニコーチとの契約もこの頃に解消されました。

2019年の最終ランキングは13位に後退しましたが、錦織選手の苦闘はまだ始まったばかりでした。

 

2020年夏のパンデミックによる欠場

錦織圭選手のランキングが低下した2つ目の理由は、2020年夏にパンデミックの影響で欠場したことです。

2019年の終わりには手術からのリハビリを経て、再びラケットを握る姿を見せていた錦織選手。2020年には復活への希望に満ちていました。

2020年初頭にはデビスカップのメンバーにも選ばれるほど回復していましたが、実際に出場することはありませんでした。

その後、世界中を震撼させたコロナウイルスによるパンデミックの拡大が始まりました。

ATPツアーも中止を余儀なくされ、錦織選手の復帰戦もツアー再開後に延期されました。

さらに、錦織選手自身も感染症に襲われました。

夏にはウィルス感染が陽性であることを公表し、予定していた復帰戦を欠場。

その後、陰性になったものの準備不足から2020年の全米オープンも欠場することになりました。

季節はあっという間に秋となり、感染症の影響でスケジュールが変更されたクレーコートシーズンがやってきました。

錦織選手が復帰戦に出場できたのは、ようやくこの頃でした。

ローマでの復帰戦で初勝利を収め、全仏オープンに臨みました。

初戦では32シードのエバンス選手をフルセットの末に破りましたが、続く2回戦ではトラバグリア選手に逆にフルセットで敗れ、2回戦で姿を消しました。

さらに不運は続き、今度は右肩の痛みのため、全仏オープン以降の試合を欠場することを発表しました。

 

2020年秋の全仏オープン後、肩の負傷による欠場

錦織圭選手のランキングが低下した3つ目の理由は、2020年秋の全仏オープン後に肩を負傷し、長期欠場を余儀なくされたことです。

全仏オープンでの肩の負傷により、2020年秋以降の試合を欠場した錦織選手。

これによりランキングは急降下しました。

2020年初頭には16位だったランキングも、年末には41位まで下がってしまいました。

ATPランキングポイントは、直近52週間(約1年間)の獲得ポイントで決まります。

例えば、

  • グランドスラムで優勝すれば2000ポイント
  • マスターズ1000であれば1000ポイント
  • 500グレード(楽天オープンなど)では500ポイント

が与えられますが、52週が経過するとそのポイントは消滅します。

ポイントは上位に進出するほど高くなりますが、連続して好成績を収め続けなければポイントを維持することはできません。

錦織選手の場合、前年に良い成績を収めて得たポイントも、翌年の同じ大会を欠場すれば消滅してしまいます。

これにより、ランキングも低下してしまうのです。

ケガ、手術、感染症、そして再びのケガ。

錦織選手にとって2019年後半から2020年は、まさに試練の連続でした。

 

長期間の欠場により試合感覚が鈍っていた

錦織圭選手のランキングが低下した4つ目の理由は、長期間の欠場による試合勘の不足です。

ケガのない選手たちでさえ、感染症による中断で試合勘が鈍っていました。

厳しい練習やトレーニングを積んでいても、実際のツアー公式戦での勝負の厳しさは別物です。

試合の流れを読む第六感も勝利には欠かせません。

錦織選手は感染症の中断に加え、感染症前後に2度のケガによる長期欠場、さらに自身のウイルス陽性による欠場と、ツアーに戻るまでに年単位の時間を要しました。

これはいかに天才的な錦織選手でも非常に長い時間です。

2021年の全豪オープンでは、自身がウイルス感染していないにもかかわらず、飛行機の同乗者に陽性者が出たため、大会前に2週間の完全隔離という不運に見舞われました。

そして初戦の相手はカレーニョ・ブスタ選手という強敵でした。結果、錦織選手は初戦を突破できず、全豪オープンから姿を消しました。

それでも錦織選手は徐々に試合勘を取り戻し、

  • 全仏オープンでは3回戦
  • 東京オリンピックではベスト8
  • 全米オープンでは3回戦まで進出

上記のように、復活の兆しを見せています。

しかし、現在ランキングが低いため、3回戦あたりでは上位シード選手、特にトップ10プレーヤーと対戦する可能性が高くなります。

全仏オープンではズベレフ選手、東京オリンピックと全米オープンではジョコビッチ選手が対戦相手でした。

復活途上の錦織選手にとって、善戦はするものの勝利を掴むのは依然として厳しい状況です。

 

錦織圭の世界ランキング最高何位だった?

錦織圭の世界ランキングなぜ低い?落ちた理由や最高何位だったか調査!

テニスに詳しくない方はご存じないかも知れませんが、日本の男子選手が世界ランキング100位に入るのも至難の業です。

過去に100位にランクインした日本人テニスプレイヤーは、

  • 松岡修造(まつおか しゅうぞう)46位
  • 杉田祐一(すぎた ゆういち)36位
  • 西岡良仁(にしおか よしひと)24位
  • 錦織圭(にしこり けい)

この4人だけです。

そんな中で錦織選手の世界ランキング過去最高は何位なのでしょうか?

 

世界ランキング過去最高は4位

2015年、錦織圭選手はメンフィスオープンで3連覇を達成し、メキシコオープンでも決勝に進出。自己最高の世界ランキング4位にまで上り詰めました。

しかし、2018年には一時的に39位まで順位を下げることもありましたが、全仏オープンやウィンブルドンでベスト8に入り、2019年8月には再び5位まで復活しました。

しかし、2019年10月に右ひじの手術を受けた後は試合から遠ざかり、徐々にランキングを落としています。

完全復活を目指す錦織選手は、これからの巻き返しに期待がかかります。

 

まとめ

錦織圭の世界ランキングなぜ低い?落ちた理由や最高何位だったか調査!

今回は、「錦織圭の世界ランキングなぜ低い?落ちた理由や最高何位だったか調査!」というテーマでお送りしましたが、いかがだったでしょうか。

錦織圭選手は、数々の困難を乗り越えながらも、その才能と努力で世界のトッププレーヤーとしての地位を築いてきました。

最高順位は何位だったのかについては、世界ランキング4位に到達し、その他にも数々の大会で輝かしい成績を収めました。

なぜ世界ランキングが低いのか、落ちた理由を調査した結果、度重なるケガや感染症の影響でランキングを大きく落とすことになったことが分かりました。

それでも、錦織選手は諦めることなく、復帰を目指して努力を続けています。

2021年以降も全仏オープンや東京オリンピックでの活躍を見せ、再び上位に返り咲く兆しを見せています。

彼の復活劇は、多くのファンに勇気と希望を与え続けています。

今後も錦織選手の挑戦は続きます。

彼のさらなる飛躍を期待し、応援していきましょう。